「保活って聞くけど、実際には何をするの?」「みんな、いつから始めてるの?」初めて保育園を検討するママ・パパにとって、保活はちょっとハードルが高く感じるもの。でも、流れさえ知っていれば大丈夫。この記事では、保活の基本から始め方、スケジュールまで、やさしく丁寧に解説します!
「保活(ほかつ)」とは、子どもを保育園に入れるために保護者が行う活動全般のこと。「保育園探し」「見学」「申請手続き」など、園に通うために必要な準備をまとめて“保活”と呼びます。
昔は保育園=仕事をしている家庭向け、というイメージが強かったですが、現在は共働きが当たり前の時代。その分、「希望の園に入りたい」と考える家庭が増えており、地域によっては“倍率の高い争奪戦”になることも。
そのため、情報収集や見学のタイミングがとても重要なのです。
保活は、ざっくり以下のようなステップで進みます。
まずは、自分が住んでいる地域にどんな種類の保育施設があるのかを把握しましょう。
主な選択肢は以下の通り:
それぞれ入園条件や保育時間、料金、保育内容が異なるため、家庭のライフスタイルに合うかを考えておくことが大切です。
気になる園をいくつかリストアップして、実際に見学をしましょう。
など、実際に足を運ばないと分からないことがたくさんあります。
申請は多くの自治体で「一括申請」スタイル。必要な書類(申込書、就労証明書など)を揃え、希望順位をつけて提出します。
選考は「保育の必要性」を点数化する“指数”で行われるため、フルタイム共働きの家庭が有利な場合が多いです。
理想的には、入園希望の1年前から動き始めるのがベストです。
たとえば「2026年4月入園を希望」する場合:
※時期は自治体により異なるため、必ずお住まいの市区町村の公式HPをチェックしてください。
→まずは家庭の優先順位を整理しましょう。「家から近い」「延長保育がある」「教育重視」「自然とのふれあい」など、理想の保育スタイルを明確にしておくと選びやすくなります。
→多くの自治体で育休明けの入園は可能ですが、復職予定日の提示が必要なことも。指数(選考の優先度)は働き方によって変わるため、事前に確認を。
→第2希望以降の園や、認可外保育園・小規模保育など別の選択肢も視野に入れておくのが安心です。また、二次募集や途中入園などのチャンスもあるので諦めずに情報収集を。
保活は「難しそう…」というイメージがありますが、実際は「知る→見学する→申請する」というシンプルな流れ。
✅ 地域や制度を知る✅ 家庭の希望を整理する✅ 実際に園を見て比較する✅ 余裕を持って申請する
このステップを早めに踏めば、希望に近い園選びができます。
不安が多い時期ですが、お子さんと家族にぴったりの園と出会えるように、焦らず一歩ずつ進めていきましょう。